072\ものの見方を変えると世界も変わる/
- MAKOTO TADOKORO
- 4月9日
- 読了時間: 2分
更新日:4月14日

昨年、偶然の巡り合わせで国内外で活躍するアーティストの方と知り合い、自宅に招いていただく機会があった。
その方はオーストラリアで作家活動をされていた事もあり、小洒落た近所の酒屋で仕入れたオーストラリアの自然派ワインを手土産に訪れるととても喜んでくれた。
素敵なパートナーの方がつくってくれた、マサラチキンカレーうどんはそのままスーツケースに入れてインドに持ち込もうと思ったほど美味であった。スパイスを調合するところからつくられたと聞いて納得ダ。
お互いの事や将来のことについて一通り話したあと、とある事を切り出してみた。
その時は、僕とmonotrumの石井さんでデザインした風舎のプロジェクトが日本空間デザイン賞を受賞した直後で、茶葉をアップサイクルして開発した内装材"TEA BOARD"を持っていき感想をいただこうと、恐る恐る聞いてみたのだ。
そうしたら意外な言葉が返ってきたのだ。
『Makoto君、これ、ジャクソン・ポロックの絵みたいだね!』
僕はてっきり内装材としての質感や色味や使い勝手について感想が返ってくると思ったら、20世紀アメリカの抽象表現主義の画家の名前がでてきて驚いた。
TEA BOARDは見る人にはアートに見えるんだ!改めてそのように見たらそうかもしれないと思えてきた。
帰宅し、早速切り出したTEA BOARDに合う額を自作して飾ってみた。
"TEA BOARD"が"TEA ART"になったではないか。

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アーキディレクター MAKOの徒然blog
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