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076\The Deraniyagala House/

1952年、コロンボ美術館館長のポール・デラニヤガラと妻のプリニは、ギルフォード・クレセントに自分たちの家を設計するようジェフリー・バワを説得しました。ジェフリーは名目上はまだ弁護士でしたが、1951年にはエドワーズ・リード・エト・ベッグの残党であるH・H・リードのもとで短期間インターンとして働いており、建築家になるための修行のためにロンドンへ行く可能性を検討していました。そのため、この作品は彼にとって初めての独立設計の仕事となりました。


デラニヤガラ夫人の家族はクルウィタにある美しいエクネリゴダ・マナーハウスを所有しており、彼女は伝統を色濃く残した現代的な家を希望していました。ジェフリーは何ヶ月も設計に苦戦しました。アイデアは尽きなかったものの、それを実現するためのスキルが不足していることに気づきました。絶望した彼はデラニヤガラ夫人を訪ね、別の建築家を探すよう勧めました。しかし、夫人は諦めることなく、ロンドンに行って学業を終えるよう、そして彼が戻ってくるまで待つと伝えました。


1957年末にバワが帰国すると、すぐにプロジェクトの完成に取り掛かりました。しかし、最終的なデザインには未解決のアイデアがあまりにも多く含まれていました。


2階建てのパビリオンが1階建ての連結部で繋がれており、その計画は、建築家アンドリューボイドのアンビルドのデザインを発展させたものとなっている。


興味深いことに、当時モダニティの象徴とされていた自立型の螺旋階段が含まれていた。バワは後にこれを後悔し、階段は2つのレベル間の空間的な移行として機能するべきであり、彫刻的なオブジェとして存在するべきではないと考えた。

 それ故、エナ・デ・シルバ邸のような彼の後期の螺旋階段は、ほとんどが壁の中に収められていた。


家は、螺旋階段の繰り返しでアクセスできるガレージの上の増築部分を除いて、元の状態のまま残っています。

室内の螺旋階段
室内の螺旋階段

住所: Guildford Crescent


プロジェクト時期:1952-1958



書籍 IN SEARCH OF BAWAより引用、翻訳



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